長男、「めんどくさい」を覚える

4歳児

4歳7ヶ月の長男、特に朝が苦手なわけでもないのですが(むしろ誰よりも早く起きてひっそり一人でパンを食べながらYoutube見てたりする)

週に1回くらいは起こしに行っても起きない日があります。

その日もなかなか布団から起きあがろうとしませんでした。特に前日寝るのが遅かったわけでもないし、幼稚園は好きで楽しんで行っているのに、にやにやしながら寝たふりを続けてます。

とっさに、私は「もう、○○くんめんどくさがりやさんだな〜」と言いました。その時はなんやかんやその後すぐ起きて朝の支度に取り掛かったのですが。

面白かったのは幼稚園に向かう車の中でのこと。

「ぼく、幼稚園めんどくさかったんだよ。」とぽそっと言うのです。

おそらく長男の口から「めんどくさい」というワードを聞いたのが初めてだったのでちょっとびっくりしたのと同時に、朝私が言った「めんどくさがりやさんだな〜」を思い出しました。そして、長男はその発言のあとかなりの小声で「ぼく、めんどくさかった・・・めんどくさい・・・めんどくさがり・・・めんどい・・・」と独り言をぶつぶつと呟いていました。まるで「めんどくさい」の使い方を、今まで聞いたことがある言葉の波でしっくりくる言い回しを考えているかのように。

そう、子供達って周りの大人たちの言葉を真似して、独り言をたっくさん言いながら母語を獲得していってるんですよね。

たぶん「めんどくさい」という単語自体は今までたくさん聞いたことはあったと思うんですよね。それが、朝「めんどくさがりやさんだなあ」と直接言われた出来事が、本人のなかで使い方にピンときて、使ってみたくなって使ってみたら通じた。この繰り返しで話せるようになっていく。

先ほどの「ぼく、幼稚園めんどくさかったんだよ」という発言を受けて、

「○○くん、めんどくさいってどういう意味?」となんてことないように聞いてみると、

「幼稚園行きたくないってことだよ」って言います。

すっごく大まかに捉えると言わんとすることはわかるし、使う場面も、使い方も合ってる!笑

けれど、それだと「行く」というとき以外には使えない?「めんどくさい」

長男が「行く」時以外に「めんどくさい」を使う瞬間がすごく楽しみになりました。

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