味を言葉にするってよくよく考えると難しいよなあと子供たちを見ていて思います。
だってその味がどんな味かというのはそれぞれが感じることで、「これは辛い」「これは酸っぱい」「これは甘い」というのも、その程度も然り、人によって違いますよね。
味覚が発達していない子供は尚更・・・。
子供たちが味を言葉にするのに模索している様子が面白いなーと思います。
2歳2ヶ月になった次男、見慣れない料理に対して、まだ口に入らず唇に触れた段階で「かあい!(からい)」と言います。
決して辛いものが入っていないことが大半なので、(たまに胡椒をかけすぎちゃったかも😅って時もあるのですが笑)
「これ辛くないよ!食べてごらん!」と言うと
疑い深げに見て食べてみて、「うまい!」と言います(笑)
そしてあっという間にそればかり食べます。
梅干しで味つけたものにも最初「かあい!」と言うので、「辛くないよ、少し酸っぱいかもしれないけど」
と言ったら、食べて見て、「すっぱ、すっぱ」と。これに関してはその後食べ進めず(笑)
なんで最初に「かあい!」なんだろう。
考えてみると、一時期長男(4歳5〜6ヶ月の頃)が辛いものに対して過敏に反応する時期がありました。
それこそ、胡椒が効いた料理を口にして、「これからすぎる!!ぼく食べれない!」と。
それからことあるごとに(口に合わないと思った料理に対して)「からい!」と。
次男はそれを隣で見ていて真似したのだと思うのですが。
話が少しそれますが、長男の「辛い」は私の実家でもでてきたことがありました。丁度同じ時期の4歳5ヶ月のとき。
実家にて、私の母に「僕はキムチが好きだよ。」といきなり言ったそうで、母から「辛いけど食べる?」と聞かれたので一切れだけ食べたそうです。
そして「これは、ちょっと・・・・〜だねぇ。」と考えながら話していて、
そのあと母から「辛い?」と聞かれるも首を振る。「もっと食べる?」に対しても「いらない。」と。
この時は母は食レポみたいな番組が好きなのかなあ〜と私に伝えてきましたが、いま振り返ると家での長男の「辛すぎる!」が出てきたタイミングとピッタリ、丁度長男にとって味の表現方法「辛い」を覚えたんですね。(今このブログ書きながら気づきました笑)
それが派生して次男も長男の月齢より一足早く最近使い始めた様子。
長男は長男で、同じくわたしの実家に預けられた時。ちょうど1年前、3歳9ヶ月のときです。
レタスにかけたドレッシングに対して、
「このソースは甘みがあるね・・・。うーん、甘みがあって、それで・・・」と。
感想の伝え方が独特、というか大人っぽいことを言おうとしているけど、肝心の味に対してのワードが出てこない・・?
「甘み」という表現も、実際にそのドレッシングにあまみがあったのかどうか、私は食べてないのでわからないのですが・・・。
大人が言ったことに対して真似するわけでない、味の感想のレパートリー、どういうシチュエーションで、どんなものに対して言ったのかというところにもアンテナを張ってみていきたいなーと思いました。
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