地域の小学生メンバーが毎日ヒッポの書籍「フーリエの冒険」をグループLINE通話で音読しているのですが、それを聞いた母から「数学的な考え方の概念とか、数式とか、子供の声で聴くと、頭に入るね!というか、昔自分で勉強した時と頭に入る場所が違うみたいで心地よかった!じわじわ感動した」との連絡が私に来ました(笑)
その小学生メンバーは毎週の集まりで長男次男をすごく可愛がってくれる兄妹で4歳9ヶ月長男も2歳3ヶ月次男も憧れのお兄ちゃん、お姉ちゃんなんです。
そんな話と、少し前に子供の寝かしつけに冒険シリーズを読んでいる(ヒッポの書籍にはフーリエの冒険以外にも、DNAの冒険、量子力学の冒険というものがあります)との話を受けて
一昨日試しに長男にフーリエの冒険を見せながら「ねぇねぇ長男、この本、〇〇と□□(音読していた小学生メンバーの名前)がいつも読んでいる本なんだって!長男もねんねのとき読んでみる?」と聞いてみました。
内容は私も高校生の数学の時にやっていた内容なので難しいのですが、寝かしつけにはちょうどいいかなと思って(笑)
すると長男、やっぱり大好きなお兄ちゃんお姉ちゃんが読んでいると聞いて食いついて「うん!読む!」と。
まあここまでは想定の範囲内でした。でも、読み始めてもすぐ飽きておしまいーって言うだろうなあと思いながら読んでみましたが。
この本、会話形式でいろんな実験もあったりで大人も楽しく読めるのですが、それがあるからか、長男は実験で自分の喉に手をあてて振動するのを感じたり、知っている数字や単語や目で見て波が違うというのを見たりして意外と面白く聞いています。
まあ、その横で次男はやっぱり邪魔をしてくるのですが(笑)
今日は、三角関数の話もあり、サインコサインタンジェントの式もでてきて難しいかなとも思いつつ、その本に「声の大きい人には、あなたの声は振幅が大きいわねって言おう!」とか「声の高い人にはあなたの声は周波数が高いわねって言おう!」という合いの手があり、
子供達もいろんな声を出してみては私が「長男の声は振幅が大きいわね!」「次男の声は周波数が低いわね!」なんて言って遊びながら読んでいました。
そして5ページくらい読んで今日はもう寝ようということになったのですが、
最近二人とも何故か寝つきが悪く、電気が消えても部屋からでて廊下にいったり、二人ともなにかぶつぶつ呟いていたり。
長男はまだ横になっているのですが、次男が落ち着かず。
明日は朝が早いこともあり、すこし大きめの声で「次男、もうそろそろねんねよ!」と言いました。
それに対して長男。にやにやしながら、
「お母さんの声は振幅が大きいわね!」
笑
「お母さん声大きいよ!」って言われるとちょっとムッとしちゃうけど、こんな言い回しをされるとつい笑ってしまいます。
多言語で突っ込まれるとムッとしないなあと実感はありましたが、日本語でもこんな言い回しだとくすっとしながら「そうだね、お母さんの声振幅が大きかったね、でもねんねだから寝ようね」って言えている自分がいるのも面白く。
まだ難しいだろうからって思ってたけど、子供達は子供達なりに受け止めて楽しんでいるようです。
いつまで続くかわかりませんが(笑)
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