前回の投稿の「アンパンマン」よりさらに3週間ほどまえの次男1歳10ヶ月のとき。
次男は普段のファミリー(普段ヒッポのメンバーが集まって多言語で遊ぶ場)ではずっと夫か私かほとんど夫から離れず常に抱っこをせがんでおり、後半30分切ったあたりでようやく他の子供達と遊び始めるんですね。
(ヒッポには子供達も多いのですが様々な年齢の子供達がおり、次男はどちらかというと今は赤ちゃん枠で子供達からたくさんかまってもらって可愛い可愛いしてもらっているポジションです。)
そして、「¡Hola !」や「再見!」は言い始めてきたものの、まだなんとなく自信がなさそう・・・
マイクで自己紹介や多言語を歌う時間(マイクタイム)では親の膝の上にいるか、飲み物をせがむか、おやつをせがむかでした。私としては、この聴こえてくる環境だけで十分彼の刺激になっているからと自由に過ごさせていたのですが。まあそんなかんじで特に次男に何かを無理やり言わせようとしたりとかはしなかったんですね。
そんな中、車で30分くらいだけど隣の県になるので行ったことがなかったファミリーに遊びに行ったことがありました。もちろんそのファミリーにいる人たちは全員長男も次男も会ったことがない人しかいません。(私はオンライン等で会ったことがありました。)
すると、最初の最初こそ私の足元にいた次男でしたが、次々とそのファミリーのメンバーが来てWelcomeな感じで「かわいい〜おいで〜だっこしよ〜」などなど抱っこされていったと思ったら、いつもは嫌がるのにおとなしく抱っこされています。
ついにはその場の子供たちと遊び始める次男。
知らない場に行ったらこうやって仲良くなってくんだなあなんて微笑ましく思いながら、私は私でそのファミリーでのマイクタイムを楽しんでました。
すると次男がすすすと横に寄ってきて、マイクを持とうとします。おや?と思って試しに
「Hola (自己紹介のこと)する?」と聞くと、こくんと頷きます。
そして、彼の耳元で彼の自己紹介をスペイン語でゆっくり言うと、それを真似しながら
「〜た、〜えん、っとぅ、〜えんっしゃあすー、〜も、〜と、〜し、〜す、〜し」と。
波がしっかり他のメンバーのスペイン語でやってる自己紹介の波で、語尾の特徴をよくつかんで言っている!!!
特に面白かったのは、次男はトーマスの仲間のパーシーが大好きなのですが、パーシーだけはやけにはっきり、自身満々にパーシー!と言ってました(笑)
そんなかんじで、途中で諦めることなく、自分の名前、家族紹介、自分の好きなことを言い切った!
初めての場所、知らない人しかいない場所、だけど聴こえてくるのはいつものヒッポの多言語・・・
地域のメンバーに、今年ヒッポのキャンプに行って知らない人ばかりでどうしようと思ったけどSADA (Sing Along,Dance Alongの略で、音楽に合わせて歌ったり踊ったり遊ぶ時間)をしよう!との提案に、「SADAならできる!」って思ったって話があったなあ。
次男も、「ぼくも自己紹介みんなみたいにできるんだよ!!!仲間だよ!!!」ってアピールだったのかもしれないなあと思いました。
そして、その場でたくさん褒めてもらって自信がついたのか、その後地域のいつものファミリーでも毎回自己紹介をするようになりました^^
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